はな(@hana8family)です。
中学のころ不登校だった娘が農業高校に進学して9ヶ月。
適応教室と塾に通う以外はほとんど家に閉じこもっていた娘が、全日制の高校、しかも実習の多い農業高校に通うのは、体力的にも精神的にも大変でした。
「不登校中学生、高校生になる ~ 娘の高校受験と農業高校について
中学のころ発症した強迫性障害も随分マシにはなったものの、時々不安定になったり症状がひどくなったりします。
無理に登校し強迫性障害とタナトフォビアを患った娘~症状と治療まとめ
時には欠席しながら、それでも何とかかんとかやって来れたこの9か月。
私にとってこの9か月間、普通の家庭なら普通に楽しめる「親が子供の学校行事を見に行く」という事に幸せを感じる事ができました。
普通って貴重だね。
いつまた行けなくなるかもしれないという一抹の不安を抱えながら、今娘の学校生活を垣間見れる機会は全部きっちり抑えておこうと思っています。
農業高校の収穫祭に行きました
↑収穫祭でゲットした物。
みかんや漬物類、ジャム、味噌、クッキー、パウンドケーキなど。
農業高校には普通科高校にあるような「文化祭」はないのですが、その代わりに「収穫祭」的な行事があります。
自分たちの収穫物や、収穫物を加工して作った商品などを売るのがメインで商売っ気たっぷりの行事です。
昨今の高校は、一般の人は気軽に文化祭を見に行くことはできません。
保護者のみ申請すれば入場チケットがもらえるなど、管理がかなり厳しくなっています。
ですが、農業高校は収益がかかっていますので、近所の方なども大行列を作って自由に買い物に来られます。
娘のクラスは綿菓子とお菓子とサツマイモの販売、部活ではヴィトロプランツを販売しました。
それがとても楽しかったようで、アルバイトがしたくなったようです。
食べ物だけでなく観葉植物や、
切り花も激安で売ってます。
娘が美術の授業で描いた絵が飾られているのを見て、じわじわと幸せを感じたり。
楽しそうにお客様相手に販売している娘の姿を見てすごく嬉しかったり。
中学は仕方なく不登校という道を選んだけど、それは別に初めから娘が前向きに「不登校」を選んだわけではもちろんなくて。
娘が他の子と同じ様に学校生活を楽しんでいる姿をやっぱり私は見たかったんだな、って改めて思う。
まとめ
娘が不登校になり、普段の何気ない出来事も当たり前なのではないという事に気付かされました。
ひとつひとつの学校行事も貴重な体験なのだなと改めて感じます。
では(^^)/
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