子供が不登校になった時、本人が辛いのはもちろんですが、本人と同じくらい保護者もとても辛いのです。
では保護者はその辛い気持ちを誰に相談するのでしょうか。
- 学校の先生
- スクールカウンセラー
- 自分の親
- 医者
- 臨床心理士
- 不登校専門家
- 友人
- 職場の同僚
これくらいでしょうか、考えられるのは。
娘が不登校になり私も様々な人に相談しました。
その中で私の精神的負担が一番軽く良いアドバイスをたくさんくれた方が、実は占い師でした。
まずは担任の先生とスクールカウンセラーに相談
私はまずは担任の先生に相談しました。
が、相談する内に担任の先生から解決策も改善策も何も提示されない事に気付きました。
そうこうするうちに、先生は朝出勤途中に自家用車で我が家に乗り付けて、「もう中学生でしょ?お母さんや他の人に迷惑をかけたらあかんでしょ!!!!」と娘を叱りつけ、号泣する娘を無理やり車に乗せて学校に連れて行きました。
ほぼ拉致です。
そして更に心療内科受診と向精神薬の投薬をすすめられました。
これは絶対に不登校の解決にはならないし、娘にとっても良い事なんてひとつもない。
娘も私も傷つくばかりでした。
そこで先生には朝のお迎えをお断りし、先生に不登校の相談をする事をやめました。
そしてスクールカウンセラーの先生に相談するようになったのですが、具体的なアドバイスも特になく、また具体的なカウンセリング内容は担任の先生には伝える事ができない仕組みらしいので、何のために相談しているのかよく分からなくなりました。
学校は不登校に対して一貫した対応策が講じられていないため、学校や先生によってやり方が全く異なるのも大きな問題だなと感じました。
友人に相談
ママ友には相談できませんでした。
娘が不登校だという事実は伝えていましたが、相談されたとしても専門家ではないのでアドバイスなんてできるわけないですよね。
逆に気を遣われて、辛いのを慰められると余計に私も辛いというか・・・。
なので子供を小さい頃から知っているママ友には一切相談しませんでした。
ただ、子供を持つ大学の同級生たちには気軽に相談できました。
一定の距離があるからこそ相談しやすかったのかもしれません。
その同級生の「学校に行かない選択も今の時代ありなんじゃないの?」という言葉に私は本当に救われたのでした。
何とか娘を登校させたいとしか思った事がなかったからです。
学校に行かない選択もありなのか・・・と気づきました。
同僚に相談
会社の先輩はとても相談しやすい方で、たくさん私の話を聞いて受け止めてくれました。
こうした方が良いんじゃない?とかそんなアドバイスは一切なく、ただひたすら私の話を受け止めて私を心配してくれました。
今は退職しているのですが本当に恵まれた職場だったなと思います。
上司には相談はしていなかったのですが、迷惑をかけるかもしれないので子供が不登校だという事実はお伝えしていました。
が、密かに我が家のことを心配してくれていた上司は、ある日私によく当たるという占い師の先生を紹介してくださいました。
占い師の先生に不登校の相談をする
元々私は占いをあまり信じていないのですが、せっかく紹介していただいたので試しに鑑定をしていただきました。
鑑定料は60分5000円。
何か物を売りつけられるなんて事もなく、支払うのは5000円ポッキリです。
四柱推命、手相、姓名判断、タロットなど色んな占いで鑑定してくださいます。
臨床心理士の先生や不登校専門の先生のカウンセリングを受けると相場は大体1時間で7000円~くらいなので、それなら5000円は安いか!という本当に軽い気持ちで(^^)
それが予想に反してとても素晴らしい鑑定、というよりもカウンセリングでした!!
当時娘の不登校以外にも家庭の問題が噴出していた頃でした。
占い師の先生は私の家族の事を一切知らないからか、聞きたい事は何でも聞けたし、素直に感情を吐き出す事もできました。
家族は本当はこういう人でこういう事を思っている、とか、こうすれば良い、とか。
たくさんアドバイスをいただきました。
そして、いただいたアドバイスの内「そうかなあ?」と疑問に感じた事は「ま、しょせん占いだし」とバッサリ切り捨て信じないのもOKというのが占いの有難さだなと思いました。信じたい事だけ信じれば良いのです。
この占い師の先生には我が家が落ち着くまで何度かお世話になり、私の精神的な支えとなりました。
学校や家族と全く関係のない場所から、アドバイスをくれたり私の話を聞いてくれる存在が私には必要だったんだなと感じました。
その後娘も高校に進学、今は通信制高校のネットコースに在籍し毎日充実した生活を送っているので、特に人に相談したい事はありません。なので占いもあっさり卒業しました(^^)
親の孤独とストレスを回避するには一人で抱え込まないこと
不登校の子供を持つ親のストレスや孤独感は計り知れないと思います。
親が精神的に参ってしまうと子どもを支えることもままならなくなります。
ただでさえ子供が不登校というだけで家の雰囲気が悪くなったり、子供も親も辛く感じる事も多いです。
なのに良かれと思ってかもしれませんが、自分の子育てを批難されたり心無い言葉を投げかけてくる人も少なからずいます。
なので、自分の話を聞いてくれたり共感したり、適切なアドバイスをくれる人の存在を複数確保しておきたいですね。
そうすれば孤独感やストレスを親が一人で抱え込む事も回避できます。
まずは色んな人に相談してみて、自分にとって合う人を見つけるのがおすすめです。
この人に相談すると気が楽になるという人なら、友人でも医者でも親でも占い師でも何でも良いんです。
ただ、不登校を利用してお金を稼ごうという怪しげなカウンセリングもありますから注意は必要ですが。
とにかく親の気持ちが辛くならない、これがとっても大事!
では(^^)/
- 各市町村の教育センターや教育相談所にも相談窓口を設けています。
教育委員会が設置している適応指導教室でも相談業務を行っていますので、まずは行政に問い合わせてみてくださいね。
- ココナラでも「日々の生活や将来への不安を解決したい」「愚痴を聞いてもらいたい」など心のお悩み相談もオンラインでカウンセリングを気軽に受けられます。
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