学校に行きたくない子供のお父さんお母さんへ。完全不登校１周年の子供の母より。

９月１日前後や長期休暇明けは、子供の自殺が増えるそうです。
天国しか逃げ場がないなんて、あまりに悲しい現実です。

そんな最悪の事態に陥り大切な若い命が消えてしまう事を避けたい。
そんな気持ちでこの記事を書きました。

学校は死ぬほど無理をして行く場所ではない

私も最初は娘の不登校を受け入れる事ができませんでした。

娘が最初に不登校になったのは、小学校５年生の頃でした。
６年生になり普通に通えるようになりましたが、中学１年生の３学期になりまた行けなくなりました。

中学校で登校しぶりを始めた頃は、担任の先生が自家用車で我が家まで乗り付け、先生が号泣する娘を軽く拉致をして学校に連れ出すという事に、異論を唱える事もしない鬼のような母でございました。

だって学校行ってほしかったし・・・・(-_-;)

でも、ふと考えたんです。

中学生にもなって号泣して拒否するほど、この子にとって学校はつらい場所なのか・・・。
そもそも、学校ってそんなに無理して行く場所だっけ？

そして気づきました。
無理を強いる事は何一つ解決しないな、と。

学校に行けない＝ストレスがキャパを超えたということ

もしかしたらイジメにあってるのかもしれません。
先生とトラブルになっているのかもしれません。
日本の教育制度や学校の存在自体が受け入れられないのかもしれません。

私の娘は部活とプライベートで仲の良かった幼馴染の友人から、無視をされ嫌がらせを受けていたのを隠しとおしていました。

でも中学生の子供って、そんな事なかなか親にカミングアウトしませんよね？
表面化するまでひたすら隠そうとします。
それに、学校に行きたくないなんて思いを、親が受け入れてくれるとも思っていません。

昨日まで元気に普通に学校に行っていたのに、
「学校行きたくない！」って突然何で？？？？？

親にとってはそれは青天の霹靂。

 

でも、

子供が学校に行けなくなる　=　ストレスのキャパを超えちゃった

って事なんですよね。

そこに至るまで、子供は何かしらの理由によるストレスにずっと耐え忍んでいたわけです。

もうこれ以上無理するとヤバイんです！

っていうSOSなんです。
そのSOSを親は見逃さないようにしたいですね。

学校に通う事よりも大切なのは健康

恐らく不登校の子供のほとんどが
「学校に行かないといけないのは分かってるのに行けない」
と真剣に悩んでいます。

でも、
行けないなら無理をして行く必要はない
と私は思います。

私の娘は、無理をして登校をすると、嘔吐が止まりませんでした。
また精神的に不安定になりました。

でも、

命や体の健康よりも大切なものは無いですよ

学校よりも何よりも健康が一番大切だとは思いませんか？

最悪な結果を招かないためにも、
親が「休んだら良いよ」と言える余裕をかましたいもんです。

元不登校だった芸能人の活躍を見て安心する

不登校になりこのまま進路の選択しも狭まり、将来は一体どうなるの？

と不安になる親御さんは多いと思います。

子供が不登校になり、私も子供の将来が心配でたまりませんでした。
そんなころに出会ったのが、星野源さん著『そして生活はつづく』です。

投稿が見つかりません。

それから、元不登校の方のコラムやら不登校新聞やら、不登校に関する情報をググりまくっていると、星野源さんを初め、実は芸能界には元不登校の方がたくさん活躍されているという事を知りました。

小栗旬さん、マツコデラックスさん、指原莉乃さん、千原ジュニアさん、中川翔子さん、山田ルイ53世さん（髭男爵）、 徳井義実さん（チュートリアル）・・・。
挙げるとキリがないくらい、たくさんいらっしゃいます。

そんな元不登校生がテレビの華やかな世界でキラキラ活躍されているのを拝見し、とても勇気をいただいています(^o^)

少々学校くらい行けなくても、
「はい、これであなたの人生終わり～！」
とはなりませんからっ！！

最後に

 

人生は長期戦ですよ。

人との出会いや物事がうまくいかない時期だって絶対ありますもん。
そういう時は無理をしなくても、逃げればよいと思います。

先は長いのでね、ちょっとお休みしたって良いんですよ。
健康を害したりこじらせると、その方が厄介です。

だから、新学期になり子供が学校に行きたくないと言い出し、不安になっているお父さんお母さんがもしいらっしゃったら、ぜひ勇気をもって子供さんを逃がしてあげてくださいね。

その先の学校生活や勉強、進路などは、一旦逃がしてあげてからゆっくり考えればそれで大丈夫なのです。

では(^^)/

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